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別に何も知らない

 この気持ちはなんだろう。もうすでになくなりつつあるこの気持ち。

相手には彼氏がいる事実。なのにこれほど心が安定しているのは初めてである。

それは目標ができたから?不明確で明確な目標とでもいうのだろうか。

人は何故目指す場所やなりたいと思うことを言葉にしなければならないのだろう。

それは僕にとって一番に苦痛かもしれない。

言葉で表したり行動に示したりするのが苦手である。

言葉に変換しても相手に伝わらない。

行動は相手に見せるようしなきゃいけない。

それが一番いやだ。

人を好きになるというものに理由も行動も言葉もいらない。

やりたいことにも同じこと。

したくないものもそう。

そこに理由を介在させるのがそもそもの間違いである。

例外と言うものは心を通わせていると感じる人にあるものだ。

上司に理由を聞かれるのと友に理由を聞かれるのでは伝達具合が大分違う。

好きなことからも目を背けたりと余計なことをしたくない。

 俺はそう感じている。

                            第二十二部 完