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ほーん

 

 仮眠のつもりで長時間寝てしまったときや、朝遅くに起きると夢を見やすい。

そういうとき、いつもとは限らないが何か意味を含むような夢を見る。

 今日は中学校でたまに一緒に帰っていた友達。小学校でも一緒に帰った友達の夢を見た。そして夢の中で卒業の悲しさを体感し、目を覚ました。

 凄く悲しい夢だった。

悲しいと思えるのはどんなに辛い事でもともに同じ場所で過ごしてきた仲だったからこその友情と言うものだからだろう。たとえそれが間接的、いつも一緒にいないとしても。

 今の自分はどうだろうか。あのころに比べて別の場所が精神的に辛くなった。

弱くなった。あの頃は、好きな人にも振り向いてもらえず、凄くやな奴がいて、何かしらのやりたい、なりたいものにもある程度の票の大差で落選し、すごく悲しいことが多かった。だがそこには一輪の花が咲いていたのだ。

どんな状況でも花は咲き、その花は自分が苦しい時ほど時間が経つと輝きを放つ最高の花だと知る。

 今の自分のこの状況。確かにあのころに比べて別の苦しい時期である。

でも花は見つからない。花のようなものはある。たぶんそれが後々一輪の花になっていくのだろう。だが昔の花とはまた違うもの。

 今の大学生活を終えて、自分は後悔するだろう。もっと勉強していればという事ではなく、もっと生き生きと生活すればよかったのだと。なぜ今の自分はそれに気づかないのか。もっと本気になって行動することが今の自分を活かす最大の懸念だ。

自分らしく汚く泥沼でも前に進むことこそが自分の活路。修行なのではないのかと。

                                 第十五部 完